オランダの人口よりも多いと言われる自転車
オランダの街を歩いてその数に驚く
だが、もっと驚くのが自転車の装飾に違いない。
同じものなど一つもない!
名前なんてかかなくても一目でわかってしまうほど個性的だ。
オランダの教育は個性を大事にする教育として世界的に有名だ。
在蘭日本人にも小学校まではオランダの学校で、と考える人が多いらしい。
それがこうやって自転車に現れているのがとても面白かった。
いや、もしかしたら小さいころ、身近なところから
こうやって人と違っているのを面白がっているんではないか。
それはむしろ、教育という範疇を越えて癖とか習慣のように思えた。
オランダ人が日本に来たらびっくりするに違いない。
みんな同じような自転車ばかりが並んでいる。
オランダの街並みも個性的で
どこにカメラを向けても絵になってしまう。
オランダの現代建築は有名なので知っている人もいるかもしれないが
伝統的な家々も個性的なのだ。
やっぱり、オランダ人は昔から個性を出すのを楽しんでいたんだろう。
それに周りの家ともうまく調和している。
全ての家がこの街を彩っている。
オランダの都市部は住居不足が問題になっている。
3階建て4階建ての家々が並んでいて、今では運河に並ぶボートも家にしてしまっているくらいだ。
だが、少し郊外に出れば
牧場とチューリップ畑、そしてサッカー場がただただ広がっている景色に出逢う。
オランダ人はチーズとチューリップとサッカーが大好きなのだ。
ここに家を建てる気はないらしい。